今週は 6 つのアップデートが公開されました。その多くは「届く範囲」を広げるものです。Zero が 10 言語に対応し、これまで社内テストに限られていた 2 つのツール — Zero Finance と Zero People Search — がすべてのワークスペースで使えるようになりました。
Zero が 10 言語を話します
設定 → 環境設定で言語を選ぶと、製品全体がそれに従います。チャット、エージェント、ワークフロー、コネクター、アーティファクト、請求、オンボーディング、そしてエラーメッセージに至るまでです。今週、英語とブラジルポルトガル語に 8 言語が加わりました — ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、日本語、韓国語、ヒンディー語、インドネシア語です。
Zero はブラウザーの言語設定も読み取ってそこから始めます。ミュンヘンや大阪に加わった新しい同僚が、設定を触らずに読めるワークスペースに入れるということです。選んだ言語は使っているパソコンではなくアカウントに保存されるので、デスクトップアプリでも 2 台目のマシンでもそのまま引き継がれます。

Zero Finance
Zero Finance が社内テストを終えました。株価、企業プロフィール、ティッカーの検索、あるいは 1 年間の値動きを尋ねれば、Zero が内蔵の市場データソースから取得します。API キーも、接続の設定も、別の契約も要りません。
既定で有効なので、そのまま聞くだけで使えます。繰り返しの仕事に向いています。月曜朝の相場サマリー、ウォッチリストのダイジェストを Slack に投稿、競合の決算まとめを Notion のページに書き出す、といった用途です。
Zero People Search
Zero People Search も同じ週に社内テストを終えました。公開されている職務プロフィールを、氏名・役職・勤務先・学歴・スキル・所在地で検索でき、Zero はプロフィールとあわせて、それを見つけたページも返します。
こちらも既定で有効です。加えて Zero は毎回、このツールが何のためのものか — 採用、提携先の調査、カンファレンス準備といった職務上のリサーチ — と、何のためではないかを明示します。プロフィールの項目は公開ページから自動的に組み立てられるため、重要な情報は必ず併記された出典で確認してください。
アーティファクト
アーティファクトのセクションがすべての組織で有効になりました。エージェントが作ったプレゼンテーション、ウェブサイト、画像、動画、ファイルが、作成元の会話に埋もれることなく、種類別に 1 か所へ集まります。

DeepSeek V4 Flash
DeepSeek V4 Flash が、すべてのワークスペースの設定 → モデル → モデルを追加から選べるようになりました。ワークスペースのクレジットで使える内蔵モデルで、Pro プランも API キーも不要です。最上位モデルの予算を使いたくない、量の多い日常業務の既定値として手頃な選択肢になります。

何かが送られる前に、あなたが確認するメール下書き
Zero にメールを書くよう頼むと、Gmail に下書きを作成してリンクを渡します。何も送信されません。リンクを開き、読んで、あなた自身が送信を押します — Zero にはあなたの代わりにメールを送る手段がありません。

下書きは送信するまで生きているので、そのまま手を入れ続けられます。差出人アドレスを変えたい、添付を足したい・外したい、2 段落目を書き直したい — そう伝えるだけで、Zero は同じ下書きを編集し、同じリンクを返します。似たようなコピーが下書きフォルダーに並ぶことはありません。
小さめのアップデート
- 入力欄でのワークフロー検索。
/を入力すると、ワークフロー名の先頭だけでなく、名前のどの部分でも一致します。/reportでdaily-signup-reportが見つかるようになりました。 - Slack の DM が会話を覚えます。 Slack で Zero に直接メッセージを送るやり取りが、ばらばらの質問の連続ではなく 1 本の続いた流れになりました。Slack のスレッド内で返信すると、それ自体が独立した脇道の会話になり、エージェントを切り替えてもそれぞれの履歴が保たれます。
- GitHub オートメーションの設定が行き止まりになりません。 Zero が GitHub のイベント(ラベルの付与、ワークフロー実行の完了など)に反応するには、GitHub 組織側に Zero の GitHub App がインストールされている必要があります。入っていない場合、設定画面はそう表示して止まるだけで、押せるものも、インストールする手段もありませんでした。つまり新しいワークスペースでは GitHub オートメーションを一つも有効にできなかったのです。管理者には同じ画面に Install GitHub App ボタンが表示されるようになり、それ以外の方には管理者へ依頼するよう案内が出ます。
- Zero にウェブサイトを頼んでも、画像が入るはずの場所が空白になりません。 ページを組み立てる途中で一部の画像が落ちていました。内蔵のウェブサイトテンプレート 11 種すべてを作り直して修正し、Zero は既定でそれを使います。
- チャットのサイドパネルは 1 つに。 アーティファクト、メール下書き、ブラウザーセッション、オートメーションが、すべて会話の横にある同じパネルで開きます。
ワークフローライブラリが移転し、増えました
Zero のワークフロー公開ライブラリは vm0.ai/workflow-automation-examples に移りました。以前は /use-cases にあり、旧リンクはリダイレクトされます。

14 例から 20 例に増え、追加された 6 つは意図的に Gmail と Slack 中心の並びから外しています。Xero の実績値から予算差異のコメントへ、カレンダーの稼働から請求可能時間の集計へ、顧客との通話から更新され続けるメッセージ資料へ、サイト解析から週次のグロースレポートへ、カレンダーの変更から空き枠へ、X のブックマークからメモとタスクへ。これにより Xero、Brex、Granola、Airtable、Intercom、PostHog、Plausible、Calendly、Linear、Notion がギャラリーに加わりました。
各ページには、そのワークフローに必要なコネクター、起動するプロンプト、Zero が実行するステップが載っています。白紙の入力欄から始める代わりに、コピーして自分用に直せます。

ブログから
今週は 4 本の記事を公開しました。
- Claude Alternative for Teams: Zero vs Claude Tag, Claude Code, and Cowork
- AI Agent Use Cases: 20 Agentic AI Examples (2026)
- How to Reduce AI Agent Costs Without Using It Less
- 1.3 Million Lines, 630 PRs a Week: How We Keep a Vibe-Coded Codebase Maintainable
開催予定:サンフランシスコでの Meet & Build
Scarlett が Meet & Build: From Workflow Bottleneck to AI Teammate を、8 月 6 日(木)18:30–20:00 PDT、2000 Post St, San Francisco で開催します。
ノートパソコンと、実際に困っている業務課題を 1 つ持ってきてください。週を食いつぶす繰り返し作業、途中で止まっているプロセス、雑な引き継ぎ、リードのフォロー、会議で決まったタスク、レポート作成 — どれでも構いません。少人数のグループで話し、その下にあるボトルネックを見つけ、Zero を使って帰るまでに動く最初の解決策に仕上げます。どこを自動化し、どこを人に残し、承認やフォローをどこに置くかも整理します。
参加者にはセッション中の Pro アクセスが無償で提供されるため、体験版ではなくフル機能で作れます。技術的な予備知識は不要です。

今週公開したのは以上です。チームが英語以外の言語で働いているなら、設定 → 環境設定に 2 分かける価値があります。



